昨日はアオバズク(フクロウ)を解剖してました。
元々、胸や頭の骨が抜かれていた状態だったので、全身骨格にはできません。
ですが、羽を残して骨を捨てるのは勿体無いので、足以外の骨をまた抜いてみました。私は乾かすのが下手くそだったので、今回は洗って乾かしてから剥きはじめました。
国立科学博物館でみた翼標本の作り方の実演でやっていた方法で、翼にはワイヤーを入れました。
今は乾燥中です。
このアオバズクはデザフェスで展示します。見てほしいポイントが足です。鳥は生活スタイルによって足の形が変わります。絵に描く鳥の足はYのような形を書きませんか?
フクロウはYのような形(下写真1枚目)にもなりますが、Kのような形にもなります(下写真2枚目)
これは可変対趾足といって第4趾の可動域が広くなっているため、足の形が変わります。
木に掴まる時、地面にいる時等で足の指がどこにいくか変わるそうです。
鳥の剥製を見に行く機会がありましたら、足に注目して見ると面白いと思います。