骨のある部屋

@honebeya206

私が骨を作るわけ(2020年時点)と今後について

私は大学在学中から骨を集め、作ることもし、大学祭では誰も頼んでないのに有志団体(とはいっても一人)として骨の展示をしていました。
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当時は集めた骨を中心に展示していました。

最初はコレクションとして骨を作って集めるのが好きだったのですが、骨に触れていくと「この面白いと感じることを一人占めするより皆に共有したい。それに作って衣装ケースにしまっておくのは、違うかも。」と思うようになり、大学祭での展示をするようになりました。
ちなみに初めてのイベント出展はホネホネサミット2017です。
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この時から自作の骨の方が多くなりました。骨を持っていくことだけ考えて布を購入することは全く考えていませんでした。ついでに2日目は発表もしちゃったのでブースにはいれず、何やってんだかって感じです。サークル活動するなんて考えてもいなかったので、本名で出たのが懐かしいです。

【骨や皮、翼から伝えたいこと】
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このスズメは「翼の色や形が同一ではない」と知ってほしいためにあえて翼を残してます。
鳥が翼を広げた姿を見るには写真しかありませんが、こうして残すと好き角度で見れることが骨にすることの魅力だと思います。

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どちらもアズマヒキガエルの椎骨ですが左は椎骨が1つ多く、仙骨が2つにわかれてしまっています。
もし初めてカエルの骨を見たときに左を見た場合、「カエルの骨は左」だと思いますが、同種でも骨を集めていくことで左は稀であることがわかります。
骨は成長や雌雄、地域によって形が少しずつ変わっているので、骨を集める際にはそういった部分にも注目してほしいなと思います。

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こちらは現在、必死に組み立てているミズオオトカゲですが、何とか組み立てワークショップで使いたいです。
全長2mもあるミズオオトカゲの骨を近くで見る機会は滅多にないと思うので、衣装ケースにしまっておくよりも全身の重さや骨一個一個の重さを感じてほしいです。

【今やっていることと、今後やりたいこと】
現在は標本業者に出入りしつつ、個人で骨を作り販売もしています。また、「標本として残してほしい」という依頼も受けて製作しています。
今後は骨がもう少し集まってきたら教育現場等へレンタルできたらなぁと考えていて、それは根底にある「骨の面白さを共有したい」からこの想いがきているます。
骨にする技術を磨きつつ「もっと違った組み方があるんじゃないか?」を詰めて行くので、応援していただけると嬉しいです。

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