骨のある部屋

@honebeya206

デザフェス準備 3

子豚の骨を展示する予定でキレイにしてました。子豚は骨が癒合しておらず、バラバラになってしまうため、少し筋肉を残した形で展示しようとしましたが、筋肉の量と色が想像以上に展示に向いてなくて結局バラバラにしました。

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子豚の背骨ですが、線があるのが見えますでしょうか?まだ骨が癒合してないと線が見えます。そして、↓の写真のようになります。
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3つに分かれました。

様々な部位で骨が細かく分かれていきます。「英語で書かれた骨の名称はなんで細かいのだろう。はっきりとした縫合線もないのに、何故名前がつくのだろう」と疑問に思っていたのですが、この骨を見たら「骨の名称は発生学からきてるのかもしれない」と考えました。「骨」だけで解剖学、発生学、生態学、生物学…と繋がっていくのが面白い。

人でいうと胸板にあたる部分の胸骨もバラバラでした。私が今まで見てきた胸骨はいくつかの骨が一直線に並んでいるのですが、子豚の胸骨は横にも並んでました。
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いびつな形で、これがどう癒合していくのでしょうか。