両生類・爬虫類の成長について調べていたら面白い論文が出てきました。
zoologicalletters.biomedcentral.com
ネッタイツメガエルを対象とした研究で、雌雄共に後ろ足に6番目の指があるそうです。カエルの指は前4本、後ろ5本だと思っていたので驚きです。
骨を組み立てていると教科書や本に載っていないような骨を見つけることがあります。今日もイタチの後肢のクリーニングをしていたところ、ゴマよりも小さな骨に気が付きました。黒丸の中です。
画像が荒くてすみません。ぼやける程小さいのです。何の役割を果たしているのかよく分かりません。
解剖する時は事前に教科書を確認して解剖するのですが、こうも小さい骨がでてくると時間をかけて慎重に作業しないと骨がなくなりますね。「カエルの指は〇本だ」と思い込んで作業するよりも、正確さを求めるのなら細部まで観察することが重要だと改めて感じます。