骨のある部屋

@honebeya206

幼虫の脱皮とスズメガについて

幼虫の脱皮を観察していた方から伺った話。

「糸を吐いて、その塊にお尻をつける。お尻が固定されたら、前に行くように力一杯皮を脱ぐ。脱いだ皮は食べて再利用。」

これを聞いたとき「賢い!」と感動しました。
また、顔の皮は仮面のように落ちて、食べないで残ってるそうなので、機会があったら顔の皮を観察してみたいです。


他にもスズメガの幼虫について面白いことを2点教えていただきました。
スズメガの幼虫を無理にくっついている場所から引き剥がすと、足が取れちゃうそうです(「他の幼虫もたぶんそう」と仰っていました)。だから幼虫を取る時はお尻のトゲをゆっくり持って、相手が葉から足を離した時に上に上げる、もう一度相手が葉から足を離した時に上に上げる…これを繰り返してゆっくり剥がすそうです。

スズメガが千切ったティッシュを詰めた虫かごの中でサナギになろうとしている時に、虫かごの角を黒い紙で覆うと、そこを好んで繭室を作るそうです。一度繭室を作ると場所を変えないそうなので、紙を外して観察できるみたいです。